第47回クラブ合同野鯉釣り大会

今回で第47回目となるクラブ合同野鯉釣り大会は、2024年11月8日午後6時より11月10日正午まで、いつものように42時間のマラソン釣行で行われました。

　2003年秋に発生したコイヘルペスウイルスによる鯉の移動禁止条例が今年も延長されているため、今回の合同釣行会も、各クラブごとに釣場を選定しその場で検量・リリースする方式とし、パスワードを添付したスケール写真を提出する方式で審査を行い、釣果の表彰を行いました。

　一昨年春に新型コロナウイルスの制限が解除され、今年の長かった夏からもようやく解放され、天高く鯉跳ねる秋の下、愛知・岐阜・三重の東海3県全域で開催されました。

天候は、抜けるような快晴無風の絶好の行楽日和となり、参加者は思い思いのポイントに分散して、秋の大鯉目指して奮闘しました。

今回も、1m1cmを頭に7位までが90cmオーバーというハイレベルな大会となりました。

10日の表彰式は、穏やかな曇り空の下、いつもの南濃大橋の下で行われ、表彰式会場に集合した参加者たちは、半年振りの再会に話の花を咲かせていました。

　今回、釣果のあった参加者は庄内川が7名と最も多く集中し、そのうち5名が90cmオーバーを記録され、その内の1m1cmが優勝に輝き、巨鯉の宝庫・庄内川を象徴する結果となりました。

次が5名の大江川でしたが、90cmオーバーは1尾だけが記録され、春を上回る釣果とはなりませんでした。

あとは、揖斐川が3名、木曽川・天王川2名、新川・五六川1名となりましたが、過去の人気のあった長良川は0となり、諸行無常を感じる大会となりました。

今回も、90cm以上の大鯉が7位までを占め、その内1名がメーターオーバーを記録するるハイレベルな大会となり、表彰式が始まると、成績が発表されるたび大きな歓声と拍手が湧き上りました。

その中で、見事に優勝の栄冠に輝いたのは、1m1cm(17kg)の大鯉を庄内川でゲットされた鯉楽の石川賢氏でした。

第2位には、同じく庄内川で99cm(17kg)を記録された暁の会の原まさふみ氏が入賞されました。

第3位は、94cm(15kg)の大鯉を同じく庄内川でゲットされた 鯉楽の大嶋康聖氏が入賞されました。

第4位には93cm(16kg)の大鯉を揖斐川でゲットされた濃尾野鯉会の津崎拓真君が入賞されました。

第5位には、91cm(12kg)の大鯉を庄内川でゲットされた暁の会の小川千里さんが入賞されました。

第6位には同じく庄内川で91cmを記録された夢野活鯉居倶楽部の高田泰充氏が入賞されました。

第7位には、90cm(11.2kg)の大鯉を大江川でゲットされた暁の会の飯田真次氏が入賞されました。

第8位には、89cm(9.8kg)の大鯉を新川でゲットされた濃尾野鯉会の上田勝二氏が入賞されました。

第9位には、三河大鯉クラブの杉浦純氏が木曽川で89cm(9kg)の大鯉をゲットして入賞されました。

第10位には、濃尾野鯉会の高橋冨士夫が揖斐川で88cm(10.8kg)の大鯉をゲットして入賞。

　釣りを楽しんだ後は、釣果の報告と表彰が行われ、いつものように各クラブから持ち寄られた賞品を、上位の者から順に好きなものを選択する方法で行われ、15位までの方に贈られました。

そして又、来春も4月第3週の週末に大会を行うことが決定されました。

いよいよ秋本番真っ盛りです。

大いに野鯉釣りを楽しみましょう。
　

なお、今回参加されたのは以下の7団体です。