第46回クラブ合同野鯉釣り大会

今回で第46回目となるクラブ合同野鯉釣り大会は、2024年4月19日午後6時より4月21日正午まで、いつものように42時間のマラソン釣行で行われました。

 2003年秋に発生したコイヘルペスウイルスによる鯉の移動禁止条例が今年も延長されているため、今回の合同釣行会も、各クラブごとに釣場を選定しその場で検量・リリースする方式とし、パスワードを添付したスケール写真を提出する方式で審査を行い、釣果の表彰を行いました。

 今回の釣り場も愛知・岐阜・三重の東海3県全域となりました。

 この春は、新型コロナウイルスの制限が解除されて2年目となり、以前のように思い切り楽しんで野鯉釣りを行うことが出来ました。

大会は、3日前に少し雨が降った後晴天が続き、各所の水温が上昇して野鯉たちの活性が上がり、各所で大鯉が竿を絞り込みました。

大会に入ると穏やかな曇天となり、日中は暑いほどの陽気となりました。

この陽気で野鯉の活性は上がったようで、35名もの釣果が記録され、その内の4名がメーターオーバーを記録され、17位までが90cmオーバーというハイレベルな大会となりました。

21日の表彰式は小雨の中、いつもの南濃大橋の下で行われ、表彰式会場に集合した参加者たちは、半年振りの再会に話の花を咲かせていました。

 今回、釣果のあった参加者は庄内川が10名と最も多く集中し、そのうち2名が1mオーバーを記録され、近年の大鯉の宝庫-庄内川を裏付ける釣果となりました。

次に多く記録されたのは、9名の大江川でした。
その内90cmオーバーが4尾記録され、まだまだ大江川の大鯉は健在でした。

3番目に多く記録されたのは、6名の長良川でした。
しかし、最大で88cmと、少し物足りない結果となりました。

他には、揖斐川に3名、木曽川に2名が記録され、その内揖斐川では1mオーバーが1尾記録されました。

また、1名参加の新川でも1mオーバーが1尾記録されました。

今回は、90cm以上の大鯉が17位までを占めるハイレベルな大会となり、表彰式が始まると、成績が発表されるたび大きな歓声と拍手が湧き上りました。


 釣りを楽しんだ後は、釣果の報告と表彰が行われ、いつものように各クラブから持ち寄られた賞品を、上位の者から順に好きなものを選択する方法で行われ、17位までの方に贈られました。

そして又、今秋も11月第2週の週末に大会を行うことが決定されました。




順位は以下の通りです。
 

 順 位  氏 名 クラブ 全 長 重 量 場 所
1 高田 泰充 夢野活鯉居倶楽部 105 庄内川
2 上田 勝二 濃尾野鯉会 102 21 新川
3 廣瀬 拓也 五六野鯉塾 100 16 揖斐川
3 大嶋 康聖 鯉楽(リラク) 100 16 庄内川
5 桑原 英文 J-カープ 99 庄内川
6 辻 芳宏 暁の会 98 17 庄内川
7 石川 賢 鯉楽(リラク) 97 庄内川
8 山田 年秀 五六野鯉塾 95 12 揖斐川
9 武藤 勝美 五六野鯉塾 95 11 五六川
10 高田 あかり 夢野活鯉居倶楽部 94 庄内川
11 後藤 昭 暁の会 92 12 庄内川
12 酒井 孝行 暁の会 92 10.8 大江川
13 門池 孝信 暁の会 92 10.5 大江川
14 半瀬 吉之 暁の会 91 11.1 大江川
15 原 まさふみ 暁の会 91 10 大江川
16 小川 千里 暁の会 90 13.3 庄内川
17 市川 毅 濃尾野鯉会 90 12.6 木曾川
18 水谷 茂也 五六野鯉塾 89 12.2 木曾川
19 半瀬 真由美 暁の会 89 10.2 大江川
20 高橋 富士夫 濃尾野鯉会 88 10.2 長良川
21 小川 吉勝 暁の会 87 11.2 庄内川
22 若原 里見 暁の会 87 8.9 大江川
23 飯田 郁代 暁の会 86 大江川
24 戸谷 正秋 夢野活鯉居倶楽部 85 10.4 長良川
25 山田 公人 三河大鯉クラブ 85 長良川
26 西川 喜久男 西日本野鯉会 85 五六川
27 成松 一馬 鯉楽(リラク) 84 庄内川
28 中村 大介 暁の会 83 9.6 大江川
29 武藤 秀夫 濃尾野鯉会 79 中江川
30 塩入ケ谷 幸弘 三河大鯉クラブ 78 長良川
31 木村 裕一 夢野活鯉居倶楽部 77 6.2 揖斐川
32 林  宏幸 濃尾野鯉会 74 長良川
33 原 本治 西日本野鯉会 71 五六川
34 濱島 則夫 濃尾野鯉会 67 長良川
35 飯田 真次 暁の会 66 大江川

なお、今回参加されたのは以下の8団体です。

濃尾野鯉会 夢野活鯉居倶楽部 鯉楽(リラク)
五六野鯉塾 三河大鯉クラブ 西日本野鯉会
暁の会 J-カープ