第38回クラブ合同野鯉釣り大会

 今回で第38回目となるクラブ合同野鯉釣り大会は、2019年11月8日午後6時より11月10日正午まで、いつものように42時間のマラソン釣行で行われました。

 2003年秋に発生したコイヘルペスウイルスによる鯉の移動禁止条例が今年も延長されているため、今回の合同釣行会も、各クラブごとに釣場を選定しその場で検量・リリースする方式とし、パスワードを添付したスケール写真を提出する方式で審査を行い、釣果の表彰を行いました。

 今回の釣り場も木曽三川から拡大され、愛知・岐阜・三重の東海3県全域となりました。

 この秋は関東から東北地方に掛けて台風が何度も上陸し各地で甚大な被害をもたらしましたが、幸いにも濃尾地方は災害を免れ、大会は穏やかな秋晴れの下に行われました。

  今回、釣果を報告したものは22名に及び、8河川で記録されました。

10日の表彰式は、最高気温が21度を記録する穏やかな秋晴れの下、いつもの南濃大橋の下で行われ、、表彰式会場に集合した参加者たちは、橋の下の日陰で半年振りの再会に話の花を咲かせていました。



 今回、釣果のあった参加者は木曽川で半数以上の12名と最も多く集中し、次が2名の長良川・五六川・中江川、そして揖斐川・庄内川・新川・大江川に1名となりました。

今回も、90cm以上の大鯉が9位までを占めるハイレベルな大会となり、表彰式が始まると、成績が発表されるたび大きな歓声と拍手が湧き上りました。

 その中で、見事に優勝の栄冠に輝いたのは、96cmの大鯉を木曽川でゲットされた三河大鯉クラブの瀬戸務氏でした。

第2位は、93cmの大鯉が2尾同寸で並び、庄内川でゲットされた鯉楽の鈴木貴行氏と長良川で記録された夢野活鯉倶楽部の戸谷正秋氏が入賞されました。

第4位には92cm(8.5kg)の大鯉を大江川で記録されたチームTTSの門池孝信氏が入賞されました。

第5位には、91cmの大鯉が3尾記録され重量審査の結果、木曽川で91cm(12.5kg)の大鯉をゲットされた鯉楽の相田忠男氏が入賞されました。

第6位には、揖斐川で91cm(12kg)の大鯉をゲットした濃尾野鯉会の高橋が入賞。

第7位には、チームTTSの酒井孝行氏が中江川で91cm(9.5kg)の大鯉をゲットして入賞されました。

第8位には、90cmの大鯉が2尾記録され重量審査の結果、五六野鯉塾の水谷茂也氏が木曽川で90cm(10.1kg)の大鯉をゲットされて入賞。

第9位には、木曽川で90cmの大鯉をゲットされた鯉楽の石川貢氏。

第10位には、新川で89cm(12.6kg)の大鯉をゲットされた濃尾野鯉会の上田勝二氏が入賞されました。

 釣りを楽しんだ後は、釣果の報告と表彰が行われ、いつものように各クラブから持ち寄られた賞品を、上位の者から順に好きなものを選択する方法で行われ、15位までの方に贈られました。

 その後、次回の釣行会の打ち合わせが行われ、来春も4月の第3週の週末に、今回と同じように東海3県全域で合同釣行会を行うことを決定しました。

 

 順 位  氏 名 クラブ 全 長 重 量 場 所
1 瀬戸務 三河大鯉クラブ 96 木曽川
2 戸谷 正秋 夢野活鯉居倶楽部 93 長良川
2 鈴木貴行 鯉楽(リラク) 93 庄内川
4 門池 孝信 チームTTS 92 8.5 大江川
5 相田忠男 鯉楽(リラク) 91 12.5 木曽川
6 高橋 富士夫 濃尾野鯉会 91 12 揖斐川
7 酒井 孝行 チームTTS 91 9.5 中江川
8 水谷茂也 五六野鯉塾 90 10.1 木曽川
9 石川 賢 鯉楽(リラク) 90 木曽川
10 上田勝二 濃尾野鯉会 89 12.6 新川
11 増田 淳司 五六野鯉塾 89 9.5 木曽川
12 迫隆雪 三河大鯉クラブ 89 木曽川
13 塩入ケ谷幸弘 三河大鯉クラブ 86 11 木曽川
14 杉浦純 三河大鯉クラブ 86 木曽川
14 高田修平 三河大鯉クラブ 86 木曽川
16 若原 里見 チームTTS 85 6 中江川
17 山中 邦雄 夢野活鯉居倶楽部 85 長良川
18 大嶋 康聖 鯉楽(リラク) 83 8 木曽川
19 廣瀬 拓也 五六野鯉塾 82 木曽川
20 林 文博 五六野鯉塾 77 五六川
21 坂口和憲 濃尾野鯉会 76 木曽川
22 西川喜久男 西日本野鯉会 76 五六川


なお、今回参加されたのは以下の7団体です。

濃尾野鯉会 夢野活鯉居倶楽部 鯉楽(リラク)
五六野鯉塾 三河大鯉クラブ 西日本野鯉会
チームTTS