第26回クラブ合同木曽三川野鯉釣り大会

 今回で第26回目となるクラブ合同木曽三川野鯉釣り大会は、11月8日午後6時より11月10日正午まで、いつものように42時間のマラソン釣行で行われました。

 2003年秋に発生したコイヘルペスウイルスによる鯉の移動禁止条例が今年も延長されているため、今回の合同釣行会も、各クラブごとに釣場を選定しその場で検量・リリースする方式とし、パスワードを添付したスケール写真を提出する方式で審査を行い、釣果の表彰を行いました。

 この秋も温暖化の影響でいつまでも気温の高い日が続き、台風の接岸も多く、木曽三川も全体に釣人が少ない状態が続いていましたが、11月に入りめっきり秋らしくなってきました。

 大会の天候は、初日の8日に良く晴れて北西の季節風が吹き付ける絶好の釣り日和となり、9日は雲が多かったものの暖かい晴天となりましたが、10日は朝から雨となり、表彰式の始まる頃には本降りとなってしまいました。

 参加者達は、半年振りの大会ということで大いに盛り上がり、各地で親睦の歓談の輪が広がりました。
今回、参加者は本流や支流各所にばらけて入り、報告を受けた釣果の17人のうち木曽川に4人、長良川に4人、揖斐川に3人、大江川に4人、五六川に1人、牧田川に1人となりました。

今回も、90cm以上の大鯉が6位までを占め、メーターオーバーも2尾が記録されるハイレベルな大会となり、表彰式で成績が発表されるたび大きな歓声と拍手が湧き上りました。

 その中で、見事に優勝の栄冠に輝いたのは、大江川で1m3cm(15.4kg)の大鯉をゲットされた鯉楽の大嶋康聖氏でした。
第2位は、揖斐川で1m(17.7kg)の大鯉を手にされた濃尾野鯉会の津崎信好氏。
第3位は、五六川で97cm(12.2kg)の大鯉を記録された西日本野鯉会の原本治氏。
第4位には、小学生ながら揖斐川で95cm(16.5kg)もある大鯉をゲットした濃尾野鯉会の津崎拓真君。
第2位の津崎信好氏と親子で入賞です。
第5位には、木曽川で90cmの大鯉が2尾記録され、伊賀鯉師連合の山本昌和氏と三河大鯉クラブの福安佳秀氏が並びました。
第7位には、同じく木曽川で88cmの大鯉を手にされた伊賀鯉師連合の中林宏彰氏が入賞されました。
第8位には、86cmの大鯉が3尾記録され、重量審査の結果、大江川で86cm(11kg)をゲットされたトミカープの浅野賀弘氏が入賞。
第9位には、木曽川で86cm(8.8kg)をゲットした濃尾野鯉会の高橋冨士夫が入賞。
第10位には、長良川で86cmをゲットされた五六野鯉塾の広瀬拓也氏が入賞。

 釣りを楽しんだ後は、釣果の報告と表彰が行われ、いつものように各クラブから持ち寄られた賞品を、上位の者から順に好きなものを選択する方法で行われ、16位までの方に贈られました。
 その後、来年の釣行会の打ち合わせが行われ、来春も例年通り4月の第2週の週末に、今回と同じように合同釣行会を行うことを決定しました。

 なお、今回参加されたのは以下の11団体です。

濃尾野鯉会 日本中央活鯉居倶楽部 夢野鯉倶楽部
五六野鯉塾 西日本野鯉会 富鯉(トミカープ)
三河大鯉クラブ 湘南巨鯉会 鯉楽(リラク)
カープ・フレンドリー 伊賀鯉師連合

 順 位  氏 名 クラブ 全 長 重 量 場 所
第1位 大嶋 康聖 鯉楽(リラク) 103 15.4 大江川
第2位 津崎 信好 濃尾野鯉会 100 17.7 揖斐川
第3位 原 本治 西日本野鯉会 97 12.2 五六川
第4位 津崎 拓真 濃尾野鯉会 95 16.5 揖斐川
第5位 山本 昌和 伊賀鯉師連合 90 木曽川
第5位 福安 佳秀 三河大鯉クラブ 90 木曽川
第7位 中林 宏彰 伊賀鯉師連合 88 木曽川
第8位 浅野 賀弘 富鯉(トミカープ) 86 11 大江川
第9位 高橋 富士夫 濃尾野鯉会 86 8.8 木曽川
第10位 廣瀬 拓也 五六野鯉塾 86 長良川
第11位 戸谷 正秋 日本中央活鯉居倶楽部 82 10 長良川
第12位 石川 賢 鯉楽(リラク) 82 9 揖斐川
第13位 馬渕 好徳 五六野鯉塾 82 7.3 大江川
第14位 安江 賢一郎 湘南巨鯉会 81 大江川
第15位 河田 教雄 三河大鯉クラブ 80 8.5 長良川
第16位 塩入ケ谷 幸弘 三河大鯉クラブ 76 8 長良川
第17位 酒井 孝行 鯉楽(リラク) 75 7.1 牧田川