第24回クラブ合同木曽三川野鯉釣り大会

 今回で第24回目となるクラブ合同木曽三川野鯉釣り大会は、11月9日午後6時より11月11日正午まで、いつものように42時間のマラソン釣行で行われました。
 2003年秋に発生したコイヘルペスウイルスによる鯉の移動禁止条例が今年も延長されているため、今回の合同釣行会も、各クラブごとに釣場を選定しその場で検量・リリースする方式とし、パスワードを添付したスケール写真を提出する方式で審査を行い、釣果の表彰を行いました。
 この秋も温暖化の影響で何時までも気温の高い日が続き、少雨と相俟って木曽三川も全体に釣人が少ない状態が続いていましたが、11月に入りめっきり秋らしくなってきました。
 大会の天候は、初日の9日に良く晴れて北西の季節風が強く吹き付ける絶好の釣り日和となり、10日も暖かい晴天となりましたが、11日は昼前から雨となり、表彰式の始まる頃には本降りとなってしまいました。
 参加者達は、半年振りの大会ということで大いに盛り上がり、各地で親睦の歓談の輪が広がりました。
今回も参加者は長良川に入る者が多く、報告を受けた釣果の24人のうち10人が長良川となりました。
 次に、長良川の支流である五六川が続き、3番目に木曽川となりました。
今回も、90cm以上の大鯉が6位までを占めるハイレベルな大会となり、表彰式で成績が発表されるたび大きな歓声と拍手が湧き上りました。
 その中で、見事に優勝の栄冠に輝いたのは、木曽川で99cm(14kg)の大鯉をゲットされた三河大鯉クラブの大島茂治氏でした。
第2位は、長良川で98cm(15.5kg)の大鯉を手にされた同じ三河大鯉クラブの田中義章氏。
第3位は、97cmの大鯉が2尾記録され重量審査の結果、木曽川で15.5kgをゲットした濃尾野鯉会の高橋に決定。
第4位には、大江川で97cm(15kg)を上げられたトミカープの浅野賀弘氏が入賞。
第5位には、揖斐川で93cm(13.5kg)の大鯉をゲットされた濃尾野鯉会の玉川智裕氏が入賞。
第6位には、同じく揖斐川で91cmの大鯉を手にされた濃尾野鯉会の堀口保氏が入賞されました。
第7位には同寸で88cmの大鯉が4尾記録され、重量審査の結果、木曽川で88cm(12kg)をゲットされた濃尾野鯉会の木村義伸氏が入賞。
第8位には、大江川で88cm(10kg)をゲットされたトミカープの岡田昌芳氏が入賞。
第9位には、長良川で88cm(9.5kg)をゲットされた西日本野鯉会の森田幸二氏が入賞。
第10位には、五六川で88cmをゲットされた五六野鯉塾の林文博氏が入賞。

 釣りを楽しんだ後は、釣果の報告と表彰が行われ、いつものように各クラブから持ち寄られた賞品を、上位の者から順に好きなものを選択する方法で行われ、14位までの方に贈られました。
 その後、来年の釣行会の打ち合わせが行われ、来春も例年通り4月の第2週の週末に、今回と同じように合同釣行会を行うことを決定しました。
 なお、今回参加されたのは以下の10団体です。

濃尾野鯉会 日本中央活鯉居倶楽部 夢野鯉倶楽部
五六野鯉塾 西日本野鯉会 富鯉(トミカープ)
三河大鯉クラブ 湘南巨鯉会 鯉楽(リラク)
岐阜鯉連合  

 順 位  氏 名 クラブ 全 長 重 量 場 所
1 大島 茂治 三河大鯉クラブ 99 14 木曽川
2 田中 義章 三河大鯉クラブ 98 15.5 長良川
3 高橋 富士夫 濃尾野鯉会 97 15.5 木曽川
4 浅野 賀弘 富鯉(トミカープ) 97 15 大江川
5 玉川 智裕 濃尾野鯉会 93 13.5 揖斐川
6 堀口 保 濃尾野鯉会 91 揖斐川
7 木村 義伸 濃尾野鯉会 88 12 木曽川
8 岡田 昌芳 富鯉(トミカープ) 88 10 大江川
9 森田 幸二 西日本野鯉会 88 9.5 長良川
10 林 文博 五六野鯉塾 88 五六川
11 福安 佳秀 三河大鯉クラブ 87 8.8 木曽川
12 クリス・ウイークス 三河大鯉クラブ 85 7.8 長良川
13 上田 勝二 濃尾野鯉会 83 8.5 水門川
14 山田 年秀 五六野鯉塾 83 長良川
15 廣瀬 拓也 五六野鯉塾 82 長良川
16 河田 教雄 三河大鯉クラブ 81 8.5 長良川
17 武藤 法生 五六野鯉塾 79 長良川
18 飯田 郁代 岐阜鯉連合 78 10 五六川
19 飯田 真次 岐阜鯉連合 78 9 五六川
20 武藤 勝美 五六野鯉塾 78 五六川
21 増田 淳司 五六野鯉塾 77 長良川
22 高田 泰充 夢野鯉倶楽部 75 9 五六川
23 迫 隆雪 三河大鯉クラブ 75 長良川
24 石川 賢 鯉楽(リラク) 73 長良川