第20回クラブ合同木曽三川野鯉釣り大会

 今回で第20回となるクラブ合同木曽三川野鯉釣り大会は、全国各地で開催された秋の野鯉釣り大会のトリを飾る大会として、11月12日午後6時より11月14日正午までの42時間のマラソン釣行で行われました。
 2003年秋に発生したコイヘルペスウイルスによる鯉の移動禁止条例が今年も延長されているため、今回の合同釣行会も、各クラブごとに釣場を選定しその場で検量・リリースする方式とし、パスワードを添付したスケール写真を提出する方式で審査を行い、釣果の表彰を行いました。
 今回当方の不手際で、パスワード発表の際に正規のDORAGON以外に、掲示板にOの抜けたDRAGONも掲載してしまい皆様に混乱を招いたことを深くお詫びいたします。
 そのため、今回はDORAGON及びDRAGONのどちらのパスワードも有効とさせて頂きます。
さて、今年は異常な猛暑の長い夏の後の大会となり、秋のシーズンインが遅れた影響が野鯉釣りにどう反映されるのか心配されました。
 合同釣行会の天候は12日の午前中に弱い雨が降ったものの、最高気温は20度近くまで上昇し、全体に曇り空の静かな天候の下、スタートしました。しばらく降雨が無かった影響で何処も河川の水位は低く、潮汐も小潮周りということで汽水域の水の動きも少なく、参加者はアタリの少なさに苦労する者が多かったようです。
 それでも、今回釣果を申請された参加者は19名に上り、その内90cmオーバーが2尾、80cmオーバーの大鯉は7尾とハイレベルな大会となりました。
 そんな中で今回優勝の栄誉に輝いたのは、揖斐川の支流である大江川に入釣し、95cm(13kg)の大鯉を手にされたチーム52の三井俊明氏でした。
 第2位には、長良川の支流である犀川で91cmの大鯉を見事釣り上げられた五六野鯉塾の増田淳司氏が入賞されました。
 第3位には、長良川で89cmで13kgもある大鯉をゲットされた五六野鯉塾の廣瀬拓也氏が入賞。
第4位には大江川で88cmをゲットされた鯉道楽の若原里見氏が入賞の栄誉に輝きました。
  第5位には、根尾川で86cmの大鯉を記録されTeam鯉武者の森元気氏が入賞。
第6位には83cmの大鯉が3尾同寸で記録され重量審査の結果、長良川で83cmの大鯉を記録された濃尾野鯉会の坪内道夫氏が入賞。
 第7位には、長良川の支流である五六川で83cmの大鯉を記録された五六野鯉塾の武藤勝美氏と大江川で記録された犬山野鯉会の吉田繁幸氏が入賞されました。
第9位には、西日本野鯉会の森田幸二氏が揖斐川で大鯉82cmを記録されて入賞されました。
 第10位にも、79cmの大鯉が2尾同寸で記録され重量審査の結果、長良川で79cmの大鯉をゲットした夢野鯉倶楽部の大平浩二氏が入賞。
  釣りを楽しんだ後は、釣果の報告と表彰が行われ、いつものように各クラブから持ち寄られた賞品を、上位の者から順に好きなものを選択する方法で、和気藹々と賑やかに笑いが広がる中で行われました。その後、秋の釣行会の打ち合わせが行われ、来春も例年通り4月第2週の週末に、今回と同じように合同釣行会を行うことを決定しました。
  なお、今回参加されたのは以下の10団体です。

第20回合同釣行会参加クラブ
濃尾野鯉会 夢野鯉倶楽部 犬山野鯉会
鯉道楽 Team鯉武者 チーム52
日本中央活鯉居倶楽部 五六野鯉塾 西日本野鯉会
富鯉(トミカープ)

 順 位 氏 名 所 属 ク ラ ブ 全長(cm) 重量(kg) 場所
優勝 三井 俊明 チーム52 95 13 大江川
準優勝 増田 淳司 五六野鯉塾 91 犀川
第3位 廣瀬 拓也 五六野鯉塾 89 13 長良川
第4位 若原 里見 鯉道楽 88 10 大江川
第5位 森 元気 Team鯉武者 86 11.4 根尾川
第6位 坪内 道夫 濃尾野鯉会 83 9.1 長良川
第7位 武藤 勝美 五六野鯉塾 83 五六川
第7位 吉田 繁幸 犬山野鯉会 83 大江川
第9位 森田 幸二 西日本野鯉会 82 揖斐川
第10位 大平 浩二 夢野鯉倶楽部 79 6 長良川
第11位 石川 賢 鯉道楽 79 長良川
第12位 高橋 富士夫 濃尾野鯉会 78 8.1 揖斐川
第13位 戸谷 正秋 日本中央活鯉居倶楽部 78 牧田川
第14位 山田 年秀 五六野鯉塾 77 長良川
第15位 武藤法生 五六野鯉塾 75 犀川
第16位 酒井 孝行 チーム52 74 揖斐川
第17位 伴野力一 濃尾野鯉会 71 木曽川
第18位 馬渕 篤 五六野鯉塾 66 長良川
第19位 高田 泰充 夢野鯉倶楽部 65 5 犀川