第7回クラブ合同木曽三川野鯉釣り大会

 今年で第7回目となるクラブ合同木曽三川野鯉釣り大会は、4月11日午後6時より4月13日午後2時までの44時間のマラソン釣行で行われました。
 今年の木曽三川の状況は、暖冬の予想が外れて例年並の冬を過ごし、桜の開花も平年並みとなりました。
 ただ、例年なら3月中旬から雪代の季節となり4月中旬に収まるのですが、今年は3月の降水量が少なく、大会の直前になりようやく纏まった降水があり、長良川河口堰が開く等、本流に本格的な雪代が出て、長良川等の本流に入った釣人は苦戦を強いられました。
 それでも、各クラブの面々は、先週大型の記録されたポイントや、かねて目を付けていたポイント等に竿を並べ、各所で親睦の輪が広がりました。
 そんな悪条件の中で好成績を上げたのは、牧田川や水門川等の支流に入ったメンバーでした。中には、雪代で釣りにならなくなった本流から支流に移動して、半日で二桁の釣果を上げる釣人も居て、天候による判断の分かれ目が釣果となって現れたようです。
 優勝されたのは、牧田川をホームグラウンドとする、その名も牧田野鯉会の渡辺智久氏。90cmで13kgもある見事な大鯉を釣り上げ、オメデトウゴザイマス!
 準優勝は、長良川の船頭平閘門で、独特のパックン釣法を駆使した三重パックンクラブの昼田氏。長良川の水温は10度と、かなり低下した中で89cmの大鯉を上げられたのは、見事としか言いようがありません。
 会場に持ち込まれた14尾の野鯉の内、10位までが80cmオーバーで、その半分が水門川で記録され、春に強い水門川を改めて印象付けられました。
 天候の回復した日曜日には、毎年開かれる木曽三川公園のチューリップ祭りの期間中という事もあって、下流部の河川敷では春を楽しむ人で大賑わい。     
 
 表彰式では、いつもの如く各クラブから提供された賞品を、上位の者から選択方式で行われ、和気合い々の内に終了しました。
 なお、表彰式終了後、秋のよって鯉祭りの打ち合わせが行われ、例年通り11月の第2週の11/7〜11/9に掛けて開催する事が決まりました。
 
 なお、今回参加されたのは以下の12団体です。

関天狗会 濃尾野鯉会 サムライ
中部鯉道楽 日本中央活鯉居倶楽部 長良野鯉倶楽部
西春巨鯉会 東海入食いクラブ
東濃巨鯉会
牧田野鯉会 三重パックンクラブ 長良川水系鯉ノ会

順 位  氏 名 全 長 重 量 所属団体  住 所 釣 場
優 勝 渡辺 智久 90cm 13kg 牧田野鯉会 岐阜県養老郡養老町 牧田川
準優勝 昼田 静郎 89cm 9.5kg 三重パックンクラブ 三重県津市 長良川
第3位 羽田野慎生 89cm 8.6kg 濃尾野鯉会 岐阜県羽島郡笠松町 長良川
第4位 衣笠 孝二 87cm 12.5kg 関天狗会 岐阜県岐阜市 水門川
第5位 堀部 正夫 86cm 9.6kg 牧田野鯉会 岐阜県各務原市 牧田川
第6位 中川  宏之 85cm 11.5kg 長良川水系鯉の会 岐阜県不破郡垂井町 水門川
第7位 岸 邦夫 85cm 8.1kg 関天狗会 岐阜県関市 水門川
第8位 沼田 清司 84cm 10.3kg 関天狗会 岐阜県関市 水門川
第9位 高橋 富士夫 83cm 7.8kg 濃尾野鯉会 愛知県一宮市 長良川
第10位 玉田 晴夫 80cm 8.6kg 関天狗会円 岐阜県関市 水門川
第11位 亀井 武雄 79cm 7.4kg 関天狗会 岐阜県関市 水門川
第12位 戸谷 正秋 78cm 6.3kg 日本中央活鯉居倶楽部 岐阜県養老郡養老町 水門川
第13位 菊池 先晃 75cm 5.5kg 東海入喰倶楽部 愛知県名古屋市 長良川
第14位 田中 功 62cm 3.4kg 濃尾野鯉会 岐阜県海津郡平田町 牧田川