第42回クラブ合同野鯉釣り大会

今回で第42回目となるクラブ合同野鯉釣り大会は、2022年4月15日午後6時より4月17日正午まで、いつものように42時間のマラソン釣行で行われました。

　2003年秋に発生したコイヘルペスウイルスによる鯉の移動禁止条例が今年も延長されているため、今回の合同釣行会も、各クラブごとに釣場を選定しその場で検量・リリースする方式とし、パスワードを添付したスケール写真を提出する方式で審査を行い、釣果の表彰を行いました。

　今回の釣り場も木曽三川から拡大され、愛知・岐阜・三重の東海3県全域となりました。

　この春は、久しぶりに新型コロナウイルスの制限が解除されましたが、感染に十分な注意を払いながら開催されました。

大会は、1週間ほど日照りが続き各所の水温が上昇したところで木曜日に20ミリ程の雨が降り、その後15日夜半より北西の強風が吹き荒れ、冬に戻ったような冷え込みとなりました。

そのため、風の当たる釣り場では、参加者はポイント選びにかなり苦労しました。

しかし、この風雨の影響で、野鯉の活性は上がったようで、23名もの釣果が記録され、8位までが90cmオーバーというハイレベルな大会となりました。

17日の表彰式は、穏やかな曇り空の中でいつもの南濃大橋の下で行われ、表彰式会場に集合した参加者たちは、半年振りの再会に話の花を咲かせていました。

　今回、釣果のあった参加者は長良川で3分の1以上を占める9名と最も多く集中し、そのうち3名が90cmオーバーと春の長良川復活を印象付ける釣果となりました。

次が6名の庄内川で、優勝の1mはじめ90cmオーバー3尾が記録され、大鯉の宝庫を証明する釣果となりました。

あとは、大江川に3名、五六川に2名、木曽川・鵜戸川・中江川に各1名となりました。

今回も、90cm以上の大鯉が8位までを占め、その内1mが2尾記録されるハイレベルな大会となり、表彰式が始まると、成績が発表されるたび大きな歓声と拍手が湧き上りました。

その中で、見事に優勝の栄冠に輝いたのは、1m(18kg)の大鯉を庄内川でゲットされた鯉楽の大嶋康聖氏でした。
3年連続で2位という輝かしい成績の後の優勝はお見事でした。

第2位には、同寸の1mながら重量差で濃尾野鯉会の高橋が入賞。

第3位は、98cmの大鯉を庄内川でゲットされた鯉楽(リラク) の石川賢氏が入賞されました。

第4位には92cm(8.01kg)の大鯉を長良川でゲットされた夢野活鯉居倶楽部の木村裕一氏が入賞されました。

第5位には、同じく92cmの大鯉を長良川でゲットされた三河大鯉クラブの瀬戸務氏が入賞されました。

第6位には、大江川で91cm(8.2kg)の大鯉をゲットされたチームTTSの門池孝信氏が入賞されました。

第7位には、90cm(9.3kg)の大鯉を長良川でゲットされた夢野活鯉居倶楽部の西田博行氏が入賞されました。

第8位には、庄内川で90cmの大鯉をゲットされた濃尾野鯉会の坂口和憲氏が入賞されました。

第9位には、88cm(8.5kg)の大鯉を庄内川でゲットされた鯉楽(リラク) の小川千里氏が入賞されました。

第10位には、五六野鯉塾の山田年秀氏が大江川で86cm(9.2kg)の大鯉をゲットして入賞されました。

　釣りを楽しんだ後は、釣果の報告と表彰が行われ、いつものように各クラブから持ち寄られた賞品を、上位の者から順に好きなものを選択する方法で行われ、14位までの方に贈られました。

そして又、秋も11月第2週の週末に大会を行うことが決定されました。

いよいよ春本番真っ盛りです。

大いに野鯉釣りを楽しみましょう。
　

なお、今回参加されたのは以下の7団体です。