2003年秋に発生したコイヘルペスウイルスによる鯉の移動禁止条例が今年も延長されているため、今回の合同釣行会も、各クラブごとに釣場を選定しその場で検量・リリースする方式とし、パスワードを添付したスケール写真を提出する方式で審査を行い、釣果の表彰を行いました。
今回の釣り場も木曽三川から拡大され、愛知・岐阜・三重の東海3県全域となりました。
この秋は台風が何度も上陸し各地で甚大な被害をもたらし、木曽三川も地形がかなり変化したようです。
大会の天候は、暫く晴天が続き河川は少し渇水気味でしたが、大会当日の9日に少し降雨があり、大会3日間は「降る・吹く・どん」の典型的な天候となりました。
しかし、気温は全般に平年より高めに推移し、最高気温はは23度を超える日もありました。
今回、釣果を報告したものは25名に及び、10河川で記録されました。
11日の表彰式は、最高気温が23度を記録する穏やかな秋晴れの下、いつもの南濃大橋の下で行われ、、表彰式会場に集合した参加者たちは、橋の下の日陰で半年振りの再会に話の花を咲かせていました。
今回、釣果のあった参加者は木曽川に6名と最も多く集中し、次が5名の大江川、、長良川・五六川に3名、揖斐川・庄内川に2名、・牧田川・新川・明神湖・青蓮寺湖に1名となりました。
今回も、90cm以上の大鯉が10位までを占めるハイレベルな大会となり、その内の2名がメーターオーバーの釣果となりました。
表彰式が始まると、成績が発表されるたび大きな歓声と拍手が湧き上りました。
その中で、見事に優勝の栄冠に輝いたのは、1m2cm(15kg)の大鯉を木曽川でゲットされた夢野活鯉倶楽部の西田博行氏でした。
第2位は、1m(15kg)の大鯉を庄内川でゲットされた鯉楽の鈴木貴幸氏が入賞。
第3位には97cm(15kg)の大鯉を木曽川で記録された濃尾野鯉会の坂口和憲氏が入賞されました。
第4位には、明神湖で95cm(16.5kg)をゲットされたTeam鯉武者の森元気氏が入賞。
第5位には、大江川で95cm(12kg)の大鯉をゲットされた三河大鯉クラブの門池孝信氏が入賞されました。
第6位には、五六野鯉塾の水谷茂也氏が木曽川で92cm(11.2kg)の大鯉をゲットされて入賞。
第7位には、夢野活鯉倶楽部の山中邦雄氏が揖斐川で91cm(12kg)の大鯉をゲットして入賞されました。
第8位には、五六野鯉塾の広瀬拓也氏が木曽川で91cm(11.8kg)の大鯉をゲットされて入賞。
第9位には、庄内川で90cm(11.5kg)の大鯉をゲットされた鯉楽の大嶋康聖氏。
第10位には、木曽川で90cm(8.4kg)の大鯉をゲットされた鯉楽の相田忠男氏が入賞されました。
釣りを楽しんだ後は、釣果の報告と表彰が行われ、いつものように各クラブから持ち寄られた賞品を、上位の者から順に好きなものを選択する方法で行われ、16位までの方に贈られました。
その後、次回の釣行会の打ち合わせが行われ、来春も4月の第3週の週末に、今回と同じように東海3県全域で合同釣行会を行うことを決定しました。