18kmを戻った大鯉

この固体が最初に釣れたのは2010年の10月20日で、101cmで17.5kgでした。

場所は、琵琶湖の米原市にある磯漁港です。

この時、現認の為、大同川に竿を構えていた中村氏の元まで運び、検寸後そこでリリースしました。

2回目に釣れたのは2011年の10月22日で103cmで21.5kgでした。

場所は、前回と同じ琵琶湖の磯漁港です。

磯漁港と大同川との距離は直線距離にして18km程離れています。

それだけの距離を戻り、1年後に又釣れたのです。

それも2cmの長さと4kgの重量増に成長して…

これは、野鯉に鳩や鮭のような帰巣本能や能力があることを示唆しています。

その後、この固体らしきものが彦根に移動して、また2回ほど釣り上げられたようです。

それも、少し成長して…

いやあ、本当に野鯉釣りは面白い…

知れば知るほど興味が湧いてきます。

次に、この野鯉に出会うのは貴方かもしれません…