第5回クラブ合同
木曽三川野鯉釣り大会
結果報告


 今年で第5回目となるクラブ合同木曽三川野鯉釣り大会は、4月13日午後6時より4月15日午後2時までの44時間のマラソン釣行で行われました。
 今年の木曽三川の状況は、年末から3月に寒波が訪れ、長期予報の暖冬傾向とは打って変わって厳冬多雪傾向が続き、全般に食い渋り気味でしたが、4月にはいるとぐんぐん気温が上がり、最高気温が25度を超える日々もありました。3月末には,例年より2日早く桜も開花し、大会前週には野鯉の産卵も始まり、90cmオーバーも2尾上がって、大会への期待感が高まりました。
 陽春うららかな日差しの下、各クラブの面々は、先週大型の記録されたポイントや、かねて目を付けていたポイント等に竿を並べ、各所で親睦の輪が広がりました。
 毎年開かれる木曽三川公園のチューリップ祭りの期間中という事もあって、下流部の河川敷には春を楽しむ人で大賑わい。     
 
長良川の水温は14度と、この時期としては普通の状態でしたが、最近の少雨と相まって小潮回りの堰操作による水位の低下で、前週より30cm以上水位が低く、産卵場となるアシが干上がり、産卵場に入釣した釣人はがっかりでした。
 その困難な状況の中で、上位を多く占めたのは、水通しの良いエサ場に入釣した方達でした。
今回、優勝されたのは、長良川の東海大橋上流右岸に入釣した日本中央活鯉居倶楽部の木村裕一氏。
85cmで11.7kgもある大鯉を釣り上げ、秋のよって鯉祭りと合わせ二冠を達成。オメデトウゴザイマス!
 他にも、同寸で85cmが3尾記録され、1位から4位までが重量勝負の混戦となりました。
また、レデイスの部では、鯉道楽の小川千里さんが69cmをキャッチして、見事優勝。
さらに、水門川では1m12cmもある大型草魚が釣り上げられ、関天狗会の亀井武夫氏が特別大物称を獲得。
 表彰式では、いつもの如く各クラブから提供された賞品を、上位の者から選択方式で行われ、和気合い々の内に終了しました。
 なお、表彰式終了後、秋のよって鯉祭りの打ち合わせが行われ、例年通り11月の第2週の11/9〜11/11に掛けて開催する事が決まりました。
 さて、木曽三川も、これから5月のゴールデンウィークに掛け、どんなドラマが起きるのか楽しみな所です。
 なお、今回参加されたのは以下の13団体です。

鯉道楽 濃尾野鯉会 西春巨鯉会
関天狗会 三重パックンクラブ 日本中央活鯉居倶楽部
東濃巨鯉会 中日本名人会 富士鯉心会
フィッシングよしなり 長良野 鯉倶楽部 長良川水系野鯉会

横ッテ鯉クラブ

   
順位表
順位 氏名 全長cm 重量kg 釣場 団体名
優勝 木村裕一 85 11.7 長良川 日本中央活鯉居倶楽部
準優勝 渡部正徳 85 8.7 長良川 鯉道楽
第3位 小川潤 85 7.8 長良川 濃尾野鯉会
第4位 林進一 85 7.5 長良川 三重バックンクラブ
第5位 小栗裕二 84 10.2 長良川 東濃巨鯉会
第6位 交告貴志 79 5.5 長良川 西春巨鯉会
第7位 兼村周市 77 6.5 長良川 関天狗会
第8位 沼田清司 75 7.9 水門川 関天狗会
第9位 田中利和 75 5 長良川 西春巨鯉会
第10位 武藤秀夫 70 5.4 長良川 濃尾野鯉会
第11位 田中功 70 5.1 牧田川 濃尾野鯉会
第12位 相田忠男 68 5 長良川 鯉道楽
第13位 戸谷正秋 67 4.5 長良川 日本中央活鯉居倶楽部
第13位 田中克典 67 4.5 長良川 濃尾野鯉会
第15位 岡田広行 63 3.8 長良川 西春巨鯉会
第16位 尾関文明 62 3.3 長良川 中日本名人会
第17位 中川宏之 60 2.8 長良川 長良川水系野鯉会
レデイス賞 小川千里 69 3.9 長良川 鯉道楽
特別大物賞 亀井武夫 草魚112
16.8 水門川 関天狗会